compoundを使って、金利収入をえてジュースを買おう!

@minicooheiです。本日は、tokenPocketを使って、compoundを利用して金利収入を得る「使い方」をご紹介いたします。 誰でもわかるように作成しているので、理解したらぜひ体験してみてくださいね!

compoundの解説は以下より

tokenPocketからcompoundを選択

まずは、tokenPocketのDappsメニューから「compound」を選択しましょう!
右上のメニュー(ハンバーガーメニュー)から、「App」を選択するとcompoundのアプリケーションに自動的に接続されます。

appを起動したら、まず最初にしないといけないことは、compoundに担保を提供することです。(Supply) DeFiは担保以上にお金を借りたり貸したりすることはできませんから、なによりもまず担保を提供する必要があります。

compoundに担保を提供する

compoundで担保を提供してみましょう!



まず最初に、collateral のトグルから、自分の担保にしても良いトークンを選びましょう。compoundは保守的かつ厳しいリスト基準がありますから、ETH、BAT、COMP、UNI、USD、DAI、WBTC、0Xからしか選択できなくなっています。
この際、即時に担保に提供されるわけではないことに留意しましょう。あくまでapproveと同じくコントラクトに該当のトークンを操作する権利を承認しているだけになります。「Enable as Collateral」 を押すと、承認が求められますので承認しましょう。(ガス代がかかります)

txが承認されると、担保表示が活性化し、タップすると、サプライ画面が表示されます。



サプライ画面において、上部に担保提供して良い金額を入力しましょう。なお、担保提供すると、この場合、compoundの仕組みから、ETHはcETHという債権トークンに変換されてしまい、ウォレットからなくなってしまいます

上限Maxまで担保にいれてしまうとガス代が支払えなくなってしまうなどといったことがありますので注意しましょう。

サプライ画面には、他にもAPYやCOMP Distribution APYという表示があります。言葉の紹介をしておきましょう。tokenPocketからcompoundを選択

  • APY : annual percentage yieldの略、簡単に言うと年利。ただし、DeFiの場合金利はTxごとに更新されるため、参考値でしかないことに注意。
  • CompDistribution APY:貸し借りに応じてCompというガバナンストークンが配布されますが、このペースが続いた場合年利がいくらになるかの参考値。これもAPYと同等、参考値なことに注意しましょう。

その下部にある、Borrow Limitはcompoundにおいて担保の代替75%程度まで資金を借りることができますが、その借りる上限値を表示してくれています。(いわゆるCollateralファクターが低い銘柄は入れた資産価値に対して、Borrow Limitの上昇分は小さくなります)

入力が完了したら、「Supply」をタップしましょう。承認が求められるので承認したら、完了します。これで、cToken(債権トークン)が手に入り、事実、12秒のブロック更新ごとに金利を受け取ることができます。

金利を確認してみる&withdraw(引き出し)

では、金利の確認のためにダッシュボードを見てみましょう。


ここでわかるようにAPY0.14%ですがNetの利率はCOMPの分も合わさるので0.52%と、10000円預けて1年間で50円の金利がつくことになります。(少ないwww) また、ダッシュボードを眺めていくと12秒ごとに金利が増えていくのが確認できます。

基本的にcompoundの利用者は、USDCを借りて、ETHを購入して担保差し入れるするケースが多いため、USDCやDAIなどのほうが金利が高くなっています。

USDCのネットAPYは大体 6%ですので、600,000円分預ければ、年間36000円(ガス代は一旦忘れましょう.)1日ジュース1本分の金利を貰える計算になります。

ステーブルコインであれば、仮想通貨のボラティリティもほとんどないので、カウンターパーティーリスクやコントラクトのリスクはありますが、日本の金利と比べればその何十倍も受け取ることができることということですね。

withdrawはとても簡単で、担保表示されている箇所をタプして、withdrawタブから引き出すだけです。cTokenの仕組み上自動的に金利は付与されているので金利がふかされた状態で受け取る事ができます。



ただし、もちろん借りてる資産があって返していない場合、担保割れが起きる場合は「Insufficient Liquidity」と表示されてwithdrawすることができません。withdrawしたい場合は借りているものをしっかり、返済(Repay)しましょう。

compoundで資金を借りてETHをレバレッジしてみる

ステーブルコインを貸し借りして、5%の金利を受け取るというのも決して悪くはないですが、せっかくなので、compoundで10%くらいの資金を借りてETHをレバレッジしてみましょう。

下部のBorrowマーケットまでいき、USDCをタップしましょう。

先程の貸し出しのときと同様、借りたい量を入力して「Borrow」をタップすると借りる事ができます。借りたら即時に自分のウォレットでUSDCが付与され、compound上では債権として表示されることになります。
compoundの債権の特徴は以下です。

  • 金利分、自動的に増えていく(ので放置しておくといつか清算される)
  • いつまでに返さなければならないという期間の縛りはない
  • 担保割れしたら清算される(自分の手元には借りたトークンしか残らない)


基本的に十分な担保率がある場合は清算されることはありませんが、急激な値段の変動などが起きると、担保割れを起こして清算されます。清算されると担保に入れていたトークンは没収されますので注意下さい

返したい場合はこれも債権の箇所をタップして、Repayすることで借りてたものを返すことが可能です。


この借りてきたUSDCは何に使うも自由なので、uniswapなどを通じてETHに変換し、再度compoundに預け入れることで2階建て、3階建てのETHレバレッジロングをすることが可能です。(とはいえ、max 2倍とかですが…)


まとめ

compoundは、DeFiのプロトコルとして、貸し借りをシンプルにできるようにしてくれるプロトコルです。

別の記事で紹介しているオプションやヘッジなどと組み合わせて、原資産を売らないで暴落に耐えることも可能ですし、逆に相場が伸びるときはレバレッジをかけることも可能です。

しっかり理解して、DeFiを上手く利用していきましょう! 

記事をご覧いただきありがとうございます。

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