InstaDappのDeFiシミュレータを使って100ETHを運用してみよう

InstaDappは、CompoundやUniswap、MakerなどのDeFiをまとめて利用できるようにしたサービスです。

自分のETHアドレスに紐づいたアカウント(DeFi Smart Account:DSA)を作成し、そこに資産をdepositして運用します。

そんなInstaDappに、DeFiシミュレータが実装されました。シミュレータを起動すると、30分間だけ100ETHが擬似的に自分のウォレットに振り込まれた状態になり、それをInstaDappのアカウントにdepositして運用のシミュレーションをすることができます。

InstaDappのアカウント作成

InstaDappにアクセスして、Create AccountからDSAを作成します。

作成時にはトランザクションを通す必要があるため、gas代の安い時に行うといいでしょう。*追記:シミュレーターだけの利用の場合は、「Create Account」の下にある「Try in simulation mode」を選択することで、Gasを利用しないでも利用可能です。

作成が完了すると、ダッシュボードからDSAアカウントの運用状況を確認できるようになります。

InstaDappのDeFiシミュレータの起動

ダッシュボードの「Account」をタップしてSetting画面に移ります。

「Simulate transaction mode」のスイッチを入れて、出てきたポップアップの「Acknowledged」をタップすれば、DeFiシミュレータが起動します。

起動が完了したら、ダッシュボードの「Balance」→「deposit」と進むと、自分のウォレットに100ETH入っていることが確認できるはず。

Ethereum mainnetから一時的にフォークしたローカルチェーン上でのやりとりなので、100ETHもこの後の取引もmainnetには影響を与えません。DeFiシミュレータの起動時間である30minを過ぎると元通りです。

何も心配はいらないので、InstaDappsにある様々なサービスを触ってみましょう!いくつか例を紹介していきます。

InstadappからCompoundにETHを貸し出してみよう

Compoundは、仮想通貨のレンディングプロトコル。

詳しくはこちらの記事を参考にどうぞ!

InstaDappでは、Compoundに行かなくてもCompoundのサービスを利用することができます。それでは、こちらの記事と同じように、ETHを貸し出してみましょう。

InstaDappのCompoundページにいき、ETHの「Supply」をします。

Supplyの上に書かれているパーセンテージが、Compoundに貸し出した場合の利率です。Borrowの上は、同様に借りた場合の利率となっています。

せっかくなので、ETHを担保にDAIを借りてみましょう。DAIのBorrowから、借りたい金額を入力して「Borrow」をタップします。

貸し出しが完了したら、ダッシュボードから内容を確認してみてください。自分がいくら貸し借りしているかを把握できますね。

InstadappからUniswapに流動性提供してみよう

次は、InstaDappのUniswapページに行ってみましょう。Uniswapのおさらいはこちらの記事から。

Uniswapで流動性を提供するためには、トークンペアを作るために、ETHとDAIやWBTCを交換しておかなければいけません。

ダッシュボードの「Balance」→「Trade」とタップし、交換したい数量を入力してから「Trade」をタップ。この時、トークンペアは同額で作るので、価格がおおよそ同じになるように枚数を調整して交換してください。

準備ができたら、流動性提供したいトークンペアの枚数を入力して「Supply」をタップ。これでUniswapへの流動性提供も完了です。

まとめ

InstaDappには、この他にもMakerやAaveが対応しています。DeFiシミュレータであれば、ウォレット作成以外はgas代もかかりませんし、時間がくれば元通りになるため、かなり攻めた運用のお試しをすることも可能。

DeFiに触れるいいチャンスだと思います。gas代が安くなったタイミングを見計らって遊んでみてください!

DeFiについては動画でも説明中!ぜひご視聴ください!

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