zkSync Eraを触ってみよう

Arbitrumのエアドロップがあり、L2の給付金活動が盛り上がってきていますね!今回紹介していくzkSyncゼロ知識証明(Zero Kowladge)を使って検証をする「ZK Rollup」の技術を用いたLayer2のプロトコルです。Rollupはトランザクションがオフチェーンで処理され、検証後にオンチェーンにまとめて送り返される仕組みで、スケーリングソリューションのひとつです。

zkSync自体は2021年からありますが、2023年2月17日にzkSync2.0がzkSync Eraとしてリニューアルし、Mainnetがローンチされました。もともとのzkSync1.0はzkSync Liteとなり、Eraと区別されています。(Liteの方ではZigzagでのトレードやGitcoinへの寄付などが可能です。詳しくはこちらをご覧ください。)

この記事では、zkSync Eraで触れるdappをいくつか紹介していきたいと思います。

追記:クローズドだったMainnetがオープンになりました!

zkSync Era testnet

https://goerli.portal.zksync.io/
(Mainnetはこちらから)

まずはこちらのサイトにアクセスします。

walletを接続すると、「Go to Faucet」からテストネットのトークンを入手することができます。申請はtwitter上から行います。

Ethereum Goerliにテストネットトークンを持っている場合には、そちらからブリッジすることもできます。その場合には、メニューの「Bridge」から操作を行います。

faucetでの申請は数分で反映されます。足りなくなったら24h以上開けて再申請してください。

次に、METAMSKのネットワークにEra testnetを追加します。自分で追加してもいいですし、後ほど紹介するdappに接続するタイミングで追加してもかまいません。

手動で追加する場合は、以下の情報を入力してください。

  • ネットワーク名:zkSync Era testnet
  • ネットワークURL:https://zksync2-testnet.zksync.dev
  • チェーンID:280
  • 通過記号:ETH
  • エクスプローラ:https://zksync2-testnet.zkscan.io/

以上で準備OKです。

zkSyncエコシステム

https://ecosystem.zksync.io/

上記リンクからzkSyncと関連のあるサービスに飛ぶことができます。「Live」となっているサービスが既に利用できるものです。

この記事では、以下3つのサービスを使ってみます。

Mute

MuteはzkSyncのDEXです。

流動性提供やLPトークンを預けてファーミングをすることができます。UniswapやSushiswapを使ったことがあれば、特に悩むことなく触ってみることができると思います。

テストネットということで、流動性や価格がめちゃくちゃです。トランザクションが通るトークンペアを見つけてやってみてください。私が触った時には、ETH-MUTEのペアがちゃんとトランザクション通りました。

Bondsでは、MUTE/ETH-LPをMuteDAOに販売し、vesting期間をもつ債権トークンであるdMUTEを受け取ります。

SyncSwap

SyncSwapもzkSync EraのDEXです。トークンをswapしたり、walletバランスを確認することができます。

Polygon zkEVMにも対応しているので、そちらも触ってみるといいかもしれません。Polygon zkEVMのブリッジはこちら。Goerliからブリッジできます。

MintSquare

MintSquareはNFTのマーケットプレイスです。NFTの発行もすることができます。現時点ではNFTの購入はエラーが出てうまくできなかったので、TOPページの「mint」から画像をアップロードしてNFTを発行してみましょう。

発行した後は、プロフィールページから確認することができます。

まとめ

zkSyncはEthreumのL2として期待されているチェーンの一つです。メインネットはまだ触ることができませんが、テストネットをきっかけにzkSyncエコシステム上のdappに触れてみてはいかがでしょうか。

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